デハビランド社が好評を博した4発の旅客機DH-86を小型化して1934年に開発したもので、複葉固定脚という旧式スタイルながら、その使いやすさと信頼性で好評を博し、 第二次大戦勃発前までには200機が世界各国で使われた。
軍用機型は沿岸哨戒用としてイギリス空軍が出した要求に応えて計画された。 本来の目的用途についてはアブロ社アンソンとの競争に敗れたが、連絡機用として採用された。 またスペインにも輸出されフランコ将軍専用機として使わた機体は現在スペインの航空博物館で展示されている。
1939年以降はドミニという名前でイギリス空軍で無線航法訓練機として使われた。 1946年に生産が終了するまで合計728機製作され、そのうち521機はイギリス空軍で、1958年に退くまで活躍した。 戦争終了後は民間に払い下げられ、その使いやすさと頑丈さを愛されて世界各国で使われ、初飛行から70年近く経った今日でも何機かは飛べる状態で保存されている。
形式: 10座席軽輸送機 エンジン: デハビランド.ジプシー液冷200馬力 x2 最大速度:241km/時 巡航速度:225km/時 上昇限度: 4,875m 航続距離: 837km 自重:1,465kg、全備重量:2,772kg 全幅:14.63m 全長: 10.52m 生産台数: 728
Bernard Fitzsimons ed. “The Illustrated Encyclopedia of 20th Century-Weapons and Warfare” Vol.21 Ed.: David Donald “Encyclopedia of World Aircraft” Prospero Books 1999 “Scale Aircraft Modeling” Vol. 23, No. 8 “Jane’s Fighting Aircraft of World War 2”, Bracken Books, London 1989 Elke C. Weal “Combat Aircraft of World War Two”, Arms and Armour Press, London 1977 Michael Sharpe “Biplanes,Triplanes and Seaplanes” Prospero Books, 2000