ユンカース Ju １８８
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モデルは Matchbox製 1/72
初戦で活躍したユンカースJu88も戦争の進行につれ時代遅れになってきたのでドイツ空軍はより高性能の爆撃機が必要になってきた。 Ju288が１９４３年には完成する予定であったのでそれまでのつなぎとしてできたものであったが、結果的には満足な後継機ができなかったため最後まで使わざるを得なかった。 １９４３年から最後の年にいたるまで1,073機のJu188が生産され、その半分以上が主に偵察用として前線で使われた。 最初のJu188は１９４１年の秋、Ju88E型を大幅に改造してできあがった。 主な改造点は主翼を延長し先端をもっとテーパーを持たせたこと、補助翼などの可動部の構造を変えた点である。 新型機はエンジンとしてユンカース．ユモ213（液冷12気筒1,600馬力）エンジンまたはＢＭＷ801（空冷14気筒1,700馬力)のいずれでも搭載できるようになっていた。 最初の量産型はJu188E-1でBMWエンジンを搭載して１９４３年秋から前線に配備された。 防御火器は機首に20mmMG151機関砲１門、胴体後上部に13mmMG131機関銃２挺、胴体下部に２挺であった。 最大爆弾搭載量は３トン、乗員は４人であった。
これに続いて１９４４年、ユモエンジン搭載のJu188A-2が登場した。 これのA-3型は雷撃機仕様で800kgの魚雷を２個主翼の下に吊り下げた。 Ju188J,K,Lの各型は与圧式のキャビンとFuG200レーダーを備え高高度爆撃と偵察に使われた。 Ju388はこれらから発展したものである。
Ju188の最終型は偵察専用に考えられたＳ型とＴ型である。 与圧キャビンを持ち、2,168馬力のユモJumo213E-1エンジンを装備、最高速度は682km／時(高度11,500m)に達した。 他にレーダー装備の夜間戦闘機型も検討されたが、事実上の性能は従来のJu88とあまり変わらず中止された。
形式： 中型爆撃機 エンジン：ユンカ―ス．ユモ 213A-4 1,776馬力 武装：20mm MG151機関砲１門、20mm MG151旋回式機関砲１門、13mm旋回式機関銃１挺、7.9mm MG15旋回式機関銃2挺、爆弾 3,000kg 最大速度：517km／時（6,000m） 巡航速度 397km／時(高度6,000m) 上昇時間：17分（6,096mまで) 上昇限度：9,500ｍ 航続距離：2,384km(爆弾1,500kg搭載時) 自重：9,909kg 全備重量：14,513kg 全幅：22.0ｍ 全長：15.1m 生産台数：1,073（各型合計）
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