アラド Aｒ９６
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モデルは Encore製
アラド Ar９６は終戦に至るまで11,500機も作られたドイツ空軍の代表的な高等練習機である。 初飛行は１９３８年。 全金属製で試作機の搭載エンジンはアーガス As10C ８気筒240馬力。 主車輪は当初外側に引き込まれる方式であったが、着陸を容易にするために内側に引き込むタイプに改められた。 公式テストも順調に進み、Ar 96Aの型式名を与えられ大量生産は１９３９年に始まったが、翌年ユンカースの子会社に生産が移管された。 さらに１９４０年にはチェコのアビア社に移された。 チェコ生産機はAvia C.2Bの型式名で１９４８年まで続きチェコ空軍で使われた。
Ar９６は高等練習機、夜間訓練機として飛行学校だけでなく前線でのトレーニングなどドイツ空軍のあらゆる訓練の場でつかわれた。
形式： 高等練習機 エンジン：アーガス As 410A-1 液冷 465馬力 最大速度：330ｋｍ／時（海面） 巡航速度 295km／時 上昇時間 6分50秒（3,000mまで） 上昇限度：7,100ｍ 航続距離：990km 自重：1,295kg 全備重量：1,700kg 全幅：11.0ｍ 全長：9.1m 生産台数：11,500
Elke C. Weal “Combat Aircraft of World War Two”, Arms and Armour Press, London 1977
Enzo Angelucci & Paolo Matricardi “World War 2 Airplanes”, Rand McNally, Chicago 1978
Bernard Fitzsimons ed. “The Illustrated Encyclopedia of 20th Century-Weapons and Warfare” Vol.20
Chris Bishop ed.“The Complete Encyclopedia of Weapons of World War 2”, Prospero Books, 1998