国際 キー７６
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モデルは CMK製 1/72
レジンキット
その設計コンセプト、外観からみてキ－７６はドイツのフィーゼラーFi-156 シュトルヒのコピーであるという意見があるが実際はそうではない。 考え方においてドイツの影響は受けたとしても、実際の設計はドイツからFi-156のサンプルを受け取る１０ヶ月も前に始まっていたのである。 １９４０年、ドイツにおけるFi-156の成功を見た日本陸軍は日本国際航空工業に同種の飛行機を設計するよう命じた。 キ―７６と名づけられ１９４１年５月に初飛行した試作機は操縦がしやすく未熟なパイロットでも容易に扱えた。 その翌月ドイツから購入したFi-156との比較テストではキー７６は離着陸距離が若干長い点を除けばすべてFi-156より優れているとの評価を受けた。 公式テスト終了後３式連絡機として１９４２年１１月から生産が開始され、直ちに前線に配備され終戦に至るまで陸軍で連絡機、地上協力機として使われた。
１９４３年後半、キー７６は陸軍の空母秋津丸搭載用に改造された。 着艦フックをつけ、２個の60kg機雷を搭載したキー７６が秋津丸に７機搭載され、対潜水艦警戒にあたったがあまり成果はあがらなかった。
正確な生産記数の記録はないが、恐らく数１００は超えないものと思われる。
形式： 連絡機 エンジン：日立 Ha-42空冷310馬力 最大速度：178ｋｍ／時（海面） 航続距離：750km 上昇限度：5,630ｍ 自重：1,110kg 全備重量：1,620kg 全幅：15.0ｍ 全長：9.56m 武装：7.7mm 旋回式機関銃１挺、
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航空情報編 「日本軍用機の全貌」