1936年末、P.23カラスがまだ初飛行をする前に設計者のスタニスロー.プラウスはもう次の設計を考えていた。 新しい飛行機はP.23をベースにしてより強力なエンジンを搭載し、空力学的に洗練したもので1936年後半に基本設計が完了し試作機の製造が始まった。 第一号機は1938年10月に初飛行し、その後すぐにパリ航空展覧会に出品され、その胴体下部の引っ込み式銃座が注目を集めた。 パリから帰った後飛行テストが続けられ、その結果はきわめて良好でポーランド空軍から300機を受注した。 生産は1939年7月に始まり、月産15~20機の予定であった。 しかし1939年8月、生産の重点は戦闘機におかれることになり、P.46の計画は中断された。 ドイツ軍の侵入の後設計技師プラウスはイギリスに逃れ、デハビランド社で機体設計に少なからず貢献している。
形式: 軽爆撃機 エンジン:ブリストル ペガサスXX 空冷918馬力 最大速度:350km/時(海面), 425km/時(高度 3,600m) 航続距離:1,300km 上昇限度:7,700m 自重:1,995kg 全備重量:3,550kg 全幅:14.6m 全長:10.5m 武装:7.7mm 機関銃4挺、7.7mm 旋回式機関銃1挺、爆弾600kg 生産台数: 2
Elke C. Weal “Combat Aircraft of World War Two”, Arms and Armour Press, London 1977 Jerzy B. Cynk “Polish Aircraft 1839-1939” Putnam, London, 1971 O.G.Thetford & H.J.Cooper “Aircraft of the Fighting Powers”