スホーイ Su-5

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モデルは Encore製
バキュームフォームキット

ドイツのジェット戦闘機Me262の出現に驚いたソ連が応急策として現用のピストンエンジン機に補助推進機をつけて性能向上を図ったもので、ミグのI-250と同時期に開発された。 計画は1944年初めに始まりI-250に同じくVK-107Aピストンエンジン後方にVRDK補助推進機を備えエンジンの排気ガスをタービンで圧縮して得られるジェット気流を機体尾部から噴出する構造は同じであった。 機体は全金属製で4翔プロペラを備え、操縦席は10mmの防弾板で守られていた。 武装はプロペラハブを通して発射する1門のNS-23 23mm機関砲と2挺のUBS機関銃を持っていた。

 
性能諸元(Su-5)

形式: 単座迎撃戦闘機   エンジン:クリモフ VK-107A 液冷 1,650馬力+VRDK(900馬力相当)   最大速度:810km/時(高度 7,800m) 上昇時間 5分42秒(5,000mまで)   上昇限度:12,050m 航続距離:650km   自重:2,594kg   全備重量:3,804kg   全幅:10.56m   全長:8.21m   生産台数:

参考文献

Gunston,Bill "Aircraft of the Soviet Union"
Yelfim Gordon "Soviet X-Planes" Motorbooks International, 1992
Green,Wiliam and Gordon Swanborough "Soviet Air Force Fighters World War 2 Fact Files"