偵察、弾着観測用としてカモフによって設計されたオートジャイロで1934年9月に初飛行した。 エンジンは480馬力のM-22、武装は7.62mm PV-1機関銃1挺に後部座席には2連の同口径の旋回式機関銃を備え、さらに小型爆弾を主翼の下に吊り下げることができた。 テストの結果問題が続出、解決に時間がかかったが一年後のツシノのエアショウに登場、センセーションを捲き起こした。 改良型のA-7bisは1937年から1938年にかけて軍により公式テストをされた。 1940年までに5機が作られ、第二次大戦勃発の直前に前線に配備され、偵察任務に使われたが、戦闘機による護衛が得られなかったのですぐに夜間の宣伝ビラ投下などに使われた。
形式: 偵察用オートジャイロ エンジン: M-22空冷480馬力 武装:7.7mm 旋回式機関銃1挺 最大速度: 210km/時 最低巡航速度 40km/時 上昇限度:4,000m 自重:1,345kg 全備重量:1,975kg ローター直径:15.18m 生産台数:5
Elke C. Weal “Combat Aircraft of World War Two”, Arms and Armour Press, London 1977
Lennart Andersson “Soviet Aircraft and Aviation 1917-1941” Putnam Aeronautical Books 1994